2026年4月13日現在、住宅に関わる建材の値上がりが急速に進んでいます。
「なんとなく物価が上がっている」という感覚はあっても、住宅のオプション工事がどう影響を受けるのか、ピンとこない方も多いと思います。この記事では、今何が起きているのかをできるだけわかりやすく整理して、「今どう動くべきか」をお伝えします。
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・何が起きているのか
2026年2月末、中東情勢が大きく動きました。その影響でホルムズ海峡の通航が事実上困難な状態となり、日本への原油輸入に深刻な影響が出始めています。
原油は、住宅建材の多くに使われる石油化学製品の原料です。塗料・断熱材・防水材・塩ビ製品(網戸の枠や床材など)はすべて、原油を原料とする製品です。原油の供給が滞れば、これらの価格が上がるのは避けられません。
実際に、4月時点で以下のような動きが報告されています。
- 断熱材:大手メーカーが4月〜5月出荷分より約40%値上げ
- 塗料用シンナー:大手塗料メーカーが約75%値上げ
- 防水材・ルーフィング:受注停止・出荷停止が相次いでいる
- 窓サッシ:LIXILやYKK APが4〜5月受注分より5〜15%値上げ
- 塩ビ製品(床材・壁材など):10〜45%の値上げが各社から相次いで通知
しかも、通知から実施まで「1ヶ月」という短いケースが増えています。先週まで普通に手に入った材料が、今週には入手困難になる——そういう状況が、現場では実際に起きています。
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・オプション工事への具体的な影響
「断熱材の値上がりは戸建てを建てる人の話で、自分には関係ない」と思う方もいるかもしれません。ただ、オプション工事で使う資材も、同じ流れの影響を受けています。
網戸
網戸の枠は塩ビ素材が使われているものが多く、塩ビ価格の高騰が直撃します。また、網の素材や金属部品にも原油・エネルギーコストが反映されます。すでに仕入れ価格が動いており、今後の見積もり金額に影響が出てくる可能性があります。
窓サッシ・面格子
LIXILやYKK APといった大手サッシメーカーが4月受注分より値上げを発表しています。面格子はアルミ製品のため、エネルギーコストの影響を受けやすい素材です。
防犯フィルム・コーティング系
塗料用シンナーの75%値上げは、フロアコーティングや防犯フィルムの施工コストに影響します。材料費が上がれば、施工費全体も連動して上がります。
カーテンレール・ブラインド
金属部品・樹脂部品ともに原材料費の上昇が続いており、完成品の価格が今後改定される可能性があります。
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・ 「待つ」ことのリスク
「情勢が落ち着いてから動こう」という判断は、一見リスクを避けているように見えて、実際には逆のことが起きています。
今回の建材高騰の特徴は、**価格が上がるだけでなく、そもそもモノが手に入らなくなる**リスクが同時に発生していることです。過去のウッドショックやウクライナ危機のときは「お金を払えばなんとかなった」側面がありましたが、今回は供給ラインそのものが止まり始めています。
オプション工事の見積もりには有効期限があります。先週取った見積もりが今週には変わっている、というケースも今後増えていくことが予想されます。「後でいいか」と思っていたら、材料が確保できなくて工事が遅れた、あるいは当初の見積もりより大幅に高くなっていた——そういった話は、今後現実に出てくると見ています。
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・ 入居前のオプション工事、今すぐ動くべき理由
新築一戸建てや新築マンションへの入居を予定している方に、特に早めに動いていただきたいのが以下の工事です。
“網戸”
入居シーズン(3〜4月)は元々予約が混みやすい時期です。そこに資材の調達問題が重なると、「希望の日程に施工できない」という状況が起きやすくなります。
“フロアコーティング”
入居前・家具搬入前に施工するのが原則です。引越し後では施工範囲が制限されます。材料費が今後上がるリスクを考えると、早めに手配した方がトータルコストを抑えられます。
“防犯フィルム・面格子”
防犯対策は「後でいつでもできる」と後回しにしがちですが、サッシ価格の値上げが続く中で関連部材の価格も動いています。入居前にまとめて施工するのが、費用的にも手間的にも合理的です。
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※まとめ
2026年4月現在、中東情勢の影響による建材の値上がりと供給不安は、住宅のオプション工事にも確実に波及しています。
「まだ大丈夫」と思って動かないでいると、数ヶ月後に「あの時に頼んでおけばよかった」という状況になりかねません。見積もりを取ること自体は無料です。まず現状を確認して、必要な工事を早めに手配しておくことをおすすめします。
情勢の変化は誰にもコントロールできませんが、「いつ動くか」はコントロールできます。
一つ補足しておきたいのが、「値上がりするから急いで何でも頼む」という判断は避けてほしいということです。焦りにつけ込んだ強引な営業をかけてくる業者が増えるのも、こういう時期の特徴です。「今すぐ契約しないと材料が確保できません」と過剰にあおる業者には注意してください。
適切な業者であれば、現状の資材状況を正直に説明したうえで、「この工事は優先度が高い」「これは後回しでも問題ない」と整理して提案してくれるはずです。全部やる必要はありません。自分の生活スタイルや家族構成に合わせて、本当に必要なものから順番に手配していくのが正解です。
また、複数の工事をまとめて依頼することで、業者の現場入りが一度で済み、その分の出張コストや養生コストが抑えられます。個別に頼むより、まとめて依頼した方が費用効率が上がるのも、入居前にオプション工事を一気に進める利点の一つです。値上がりが続く今だからこそ、「まとめて・早めに」という動き方が、結果的に一番コストを抑えることにつながります。
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株式会社LIV FREEでは、網戸・フロアコーティング・防犯フィルム・面格子・カーテンレールなど、新築オプション工事全般に対応しています。埼玉県ふじみ野市を拠点に、さいたま市・川越市をはじめ東京・千葉・神奈川の一都三県が対応エリアです。
現在の資材状況をふまえた上で、できるだけ早いタイミングでのご相談をおすすめしています。見積もり・相談は無料ですので、お気軽にご連絡ください。
📞 090-6016-4530
🌐 https://www.livfree-option.jp
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“P.S.”
「相談だけでもいいですか?」という問い合わせ、大歓迎です。実際、最初は「話を聞くだけ」のつもりで連絡してきてくれた方が、現状の資材状況や優先順位を一緒に整理していくうちに「じゃあこれだけ先にやっておこう」と決めてくれるケースが多いです。押し売りはしません。ただ、今の状況を正直にお伝えすることはします。「何から手をつければいいかわからない」という段階からでも、遠慮なくご連絡ください。動き出すのが早いほど、選択肢は広がります。後悔のない入居のスタートを、一緒に考えさせてください。

